先週は初等中等教育についてのポストをしたので、今週はコロナ禍における高等教育の問題についてポストをする。
カ・フォスカリ大学の例を見ると、問題がたくさんあった。ヴェネト州で最初の症例があった時、大学は二週間閉じた。その二週間には実家へ帰って、授業がなかったので本や辞書を寮に残してしまった。だが、その二週間が終わった後、すぐロックダウンが始まってしまって、本と辞書がなかったので、最初に授業を受けられるのは本当に難しくなった。お陰様で、寮にいた友達は私に教科書を送ってくれて、勉強できたが、他の学生たちは多分一人暮らししていて、本なしで一学期間ずっと勉強してしまった。
これは、イタリア出身の学生の体験談である。
日本では去年緊急事態宣言が発令されたことを受け、私達のグループにいる日本の方はが通っていた高校では臨時休校になった。一人一台端末が配られるなどといった対応はできていなかったため、その間ずっと授業は行うことができなかった。宿題が出され、各自でそれに取り組む形で対応した。大学受験も控えていたため、学校に通って勉強することが出来なかったり、一緒に高め合える友達と会えなかったりしたのは当時の彼女にとって大きな不安となっていたことが記憶に残っている。
この二つの体験談はミーティングで意見交換をした際にでたものである。この体験談のように、コロナウイルスが蔓延してきたなかで満足のいく教育が受けられなかった学生がほとんどではないだろうか。
イギリスの庶民院が命じられた記事によると、たくさんの学生は新型コロナの所為で授業の質は減ってしまって、この新しいシステムにはあまり満足ではなさそうだ。何分の大学では先生が記録した授業を使って非同期式伝送でしか授業を受けられることもあったので、学生たちは試験の準備があまりないと考えるので、本当に心配している。
それだけではなく、学生たち同士にあるギャップは増えてしまった。Wi-Fiの問題とパソコンがないの問題などはその教育の質の暴落の大事な理由だ。
他の大事な問題は、文化施設にアクセスできないことだ。研究をしている学生たちと芸術のフィルドに勉強している学生たちには、こんな大切な施設がなくなったので、勉強しにくくなってしまった。更に、大学税金でその文化施設を支払っているのに、アクセスできないので、無駄遣いになる。文化施設の問題だけではなく、寮とドーミトリーの状況もだいたい同じだ。
さらに、特に留学生はコロナウイルスの影響で途中帰国せざるを得なくなったことで、他国の学生と交流する機会があったにも書かわらず、それができなくなるという事態に陥った。オンライン授業が普及したことで移動中の感染リスクは少なくなったが、対面で行われていた時と同等の知識が学生についたとは言いにくい。人と交流する機会がなくなったことや思ったような学生生活が送れないことに対してストレスがたまったりすることによって登校拒否になってしまう学生も少なくない。この先パンデミックが収まっていくかどうかはわからないが、これらの問題を解決していくことが重要である。
最後に、日本で話題になった漫画があるのでこれを紹介する。ある学生が自身の大学生活に対する思いを描いたものである。ぜひこれを読んで、学生生活の現状について考えてみてほしい。
「質の高い教育を皆に」SDGs4グループ3(カンタ・ドナテッラ ジロット・シルヴィア ピンナ・アレッシア 伊藤歩海 小川日向子 安岡里都)
ソース
https://committees.parliament.uk/publications/1851/documents/18140/default/
https://www.timeshighereducation.com/hub/keystone-academic-solutions/p/impact-coronavirus-higher-education
論説 COVID-19対応から学ぶ教育・研究活動(辻 小安 富田 大島)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/45091
単語リスト
初等中等教育 | しょとうちゅうとうきょういく | Primary and secondary education |
症例 | しょうれい | Case |
緊急事態宣言 | きんきゅうじたいせんげん | Declaration of a state of emergency |
発令 | はつれい | Official announcement |
臨時休校 | れんじきゅうこう | Temporary closure of school |
端末 | たんまつ | Information access devices |
配られる | 配る | Distribute |
対応 | たいおう | Correspondance, equivalence |
控える | ひかえる | To be in preparation for |
高め合う | 高め合う | Improve |
記憶 | きおく | Memory |
体験談 | たいけんだん | Story of one’s experience |
蔓延 | まんえん | Spread (e.g. of a disease) |
庶民院 | しょみんいん | House of Commons |
非同期式伝送 | ひどうきしきでんそう | Asynchronous transmission |
暴落 | ぼうらく | Decline, slump |
文化施設 | ぶんかしせつ | Cultural facilities |
施設 | しせつ | Institution |
無駄遣い | むだづかい | Waste, squandering |
陥る | おちいる | Fall into |
拒否 | きょひ | Refusal rejection |
収まる | おさまる | Fit into |
8 11月 2021 at 16:07
確かに、コロナ禍のせいで、私たち学生に様々な新しい困難が生じましたね。欠点しか起きなかったと言えないが、やっぱり勉強の活動に対して重かったです。今の程度この状況で、何回も日本大学に留学する機会が延期されてしまったり、大学院の同級生の顔を見えなかったりしましたね。だけど、まだ将来に期待しています。
9 11月 2021 at 21:15
皆さん、こんにちは!記事の内容がとても興味深かったです。先週の記事も非常に面白かったので、この研究が高等教育にも及んでいることを評価しました。イタリアの学生の証言を読んで、色々考えました。私も出身に帰りましたが、コロナのロックダウンで、電子辞書や本などの学校教材を寮に置いてきてしまいました。授業についていくのはとても大変でした。緊急事態における教育のレベルは、通常の学習状況に比べてペナルティが課せられていた。疫病の状況が安定した今、世界的なロックダウンによって失われた時間を把握しなければなりません。こんな面白い記事を書いてくださってありがとうございます。とても刺激的でした。私たちが経験した状況は、心理的なレベルで容易ではありませんでしたが、今では教育を取り戻すことができますよ!
次の記事を楽しみにしています!
11 11月 2021 at 14:18
アレッシオさん、これはとても興味深い話題ですね!
これを読んで、その記事は私のかっくり生活の経験に覚えさせました。パンデミックの初めにコンピューターがあって、時々WIFIが悪かったです。そして、小さいアパートに住んでいますので、母は働いていた間、私は授業して勉強していました。これがとても大変でした。それに、毎日朝から夜までコンピューターのスクリーンにいましたので、目が悪くなってきました。そのパンデミックの時代は大学の生活がとても大変だったと思います。
その記事を書いてくれてありがとうございました!
エンマ
11 11月 2021 at 16:53
そうですね。パンデミックのせいで全部が変わりました。妹もパソコンで高校の授業をしました。彼女は初めて嬉しかったですが、少し後で友達と教室に戻りたかったので悲しくなりました。今は戻った後でちょっと元気になったんですが、前の普通の人生に戻るのはまだまだです。早くするようにと願っています!
記事を書いてくれてありがとうございます!
12 11月 2021 at 6:41
とても興味深い記事を書いてくださり、ありがとうございます。
パンデミックによって十分な教育が受けれられなかったという問題は、私にとってもとても身近な問題で、実感を持って読むことができました。
ですが、このパンデミックをきっかけに、緊急時にどのような行動をとればよいか、これまでと変わらない質の教育をどう行えばよいかということを考えることができたと思います。これからの危機に備える機会としてコロナ・パンデミックを捉えて、将来に向けて行動することが大切だと思いました
12 11月 2021 at 11:19
Alessiaさん、この記事を書いてくれてありがとうございます。
私はロックダウンの時、もう授業も試験も終わったが、家で卒業しました。卒業論文の議論ができなかったし、家族が仕事にいかなければならなかったし、ちょっと悲しかったです。
Alessiaさんの経験も悲しかったですね。突然実家に戻るの大変でしたと思っています。さらに、教科書を持てない困りましたね。
12 11月 2021 at 14:28
こんなに面白い記事を書いてくれてありがとうございす。私もコロナ禍のせいでアレッシアさんと同じような経験をしてしまったので、私の観点をシェアしたいと思います。最初にカフォスカリ大学が一週間閉じた時、本とパソコンを持たずに実家に帰りました。それでも、CEL達のおかげで、本のPDFを使って勉強続けることができました。迷わなくてよかったんですが、まだ一年生なので同級生との関係はあまりなくて、本当に寂しくなりました。ただ今、この学期を三年生として始めてから、本当の大学の体験をしている気がします。コロナで失った機会と体験が多くても、将来的に考えるとこの二年間から何か教えてもらったことがあると希望します。もし又このような状況があったら、どうするのかはもっとはっきり知っていますから、そんなに困らないかもしれません。ですが、私の失った大学での経験を戻す可能性がないので、このテーマについて考えると悲しさは希望の気持ちを追い越します。
13 11月 2021 at 11:37
アレッシアさん、こんなに面白い記事を書いてくれてありがとう。 マンガを推薦してくれてありがとう、絶対に読みます。
パンデミックの時でさえ、私は多くの不安を引き起こしたオンラインの授業に満足していなかったので、私はアレシアさんと他の学生の気持ちをよく理解しています。 2年間のオンラインの授業で、日本語のレベルが大幅に低下し、他の人との関係を深めることがさらに難しくなっていると感じています。 私たち学生はコロナウイルスに最も苦しんでいる人だと思います。私たちが人生の最高の年を家で閉じて過ごしたので、それは非常に悲しいことです。
13 11月 2021 at 11:37
アレッシアさん、こんなに面白い記事を書いてくれてありがとう。 マンガを推薦してくれてありがとう、絶対に読みます。
パンデミックの時でさえ、私は多くの不安を引き起こしたオンラインの授業に満足していなかったので、私はアレシアさんと他の学生の気持ちをよく理解しています。 2年間のオンラインの授業で、日本語のレベルが大幅に低下し、他の人との関係を深めることがさらに難しくなっていると感じています。 私たち学生はコロナウイルスに最も苦しんでいる人だと思います。私たちが人生の最高の年を家で閉じて過ごしたので、それは非常に悲しいことです。
13 11月 2021 at 18:16
興味深い記事を書いてくれてありがとうございます!
この絵にもあるように、パンデミックの時、私たち学生は皆、同じ状況に置かれて、同じ気持ちだったと思います。1年半の間、家にいてオンライン授業を受けていましたが、同じ毎日を繰り返しているように感じていました。また、人生の貴重な時間や機会を無駄にしていると感じていました。しかし、私たちに最善の方法で日本語を教えようといつも努力してくれているCELには感謝しなければなりません。
13 11月 2021 at 19:20
アレッシアさん、とても興味深い記事を書いてくれてありがとうございます。
コロナの影響で、たくさんの学生たちが困ったと思います。大学生の中で一番大きい被害を受けたのは外国へ留学する予定だった人たちだと思います。ヨーロッパの国に留学することは今年から可能ですが、アジアの国々の多くはまだ留学生を受け入れていなくて、ヴィザも申請していません。例えば、日本には二学期に行くことが出来るかもしれませんが、まだはっきりしていません。留学は特に私たちのような言語学生にとって重要なので、留学が中止や延期になってしまうのはとても残念なことです。
13 11月 2021 at 19:20
アレッシアさん、とても興味深い記事を書いてくれてありがとうございます。
コロナの影響で、たくさんの学生たちが困ったと思います。大学生の中で一番大きい被害を受けたのは外国へ留学する予定だった人たちだと思います。ヨーロッパの国に留学することは今年から可能ですが、アジアの国々の多くはまだ留学生を受け入れていなくて、ヴィザも申請していません。例えば、日本には二学期に行くことが出来るかもしれませんが、まだはっきりしていません。留学は特に私たちのような言語学生にとって重要なので、留学が中止や延期になってしまうのはとても残念なことです。
13 11月 2021 at 23:32
パンデミックの時もその後も、心理的なストレスは大きな問題だったと思います。いつも一人でいると、やる気が出ません。
また、そのために教育レベルが低下したことにも同意します。
想像していたような大学生活が送れなかったり、友人や親戚に会えなかったりすると、とても寂しい気持ちになります。
元通りになることはないと思いますし、失われた時間を取り戻すことは不可能ですが、時間の経過とともに状況が改善されることを願っています。
これは興味深い記事です。考えさせられました。
13 11月 2021 at 23:32
パンデミックの時もその後も、心理的なストレスは大きな問題だったと思います。いつも一人でいると、やる気が出ません。
また、そのために教育レベルが低下したことにも同意します。
想像していたような大学生活が送れなかったり、友人や親戚に会えなかったりすると、とても寂しい気持ちになります。
元通りになることはないと思いますし、失われた時間を取り戻すことは不可能ですが、時間の経過とともに状況が改善されることを願っています。
これは興味深い記事です。考えさせられました。
14 11月 2021 at 11:21
面白い投稿を書いてくれてありがとうございます。イタリアの大学生の立場から言わせていただくと、コヴィドの緊急事態は、大学や勉学に関することでは非常にひどい扱いを受けています。 接続の問題が頻繁に起こり、オンラインで授業についていくことが非常に困難でしたし、このような困難な時期に大学が学生を支援することは十分ではなかったと思います。
14 11月 2021 at 11:21
面白い投稿を書いてくれてありがとうございます。イタリアの大学生の立場から言わせていただくと、コヴィドの緊急事態は、大学や勉学に関することでは非常にひどい扱いを受けています。 接続の問題が頻繁に起こり、オンラインで授業についていくことが非常に困難でしたし、このような困難な時期に大学が学生を支援することは十分ではなかったと思います。
18 11月 2021 at 16:27
記事を書いてくださった方、経験を共有してくださった方、本当にありがとうございました。
私は、COVIDパンデミックの初期段階では、誰もが教え方の不足を責めることはできないと考えています。
学校に怒っても仕方がない。この程度のパンデミックには誰も備えていない。
それどころか、私はここヴェネツィアで初めての強力なロックダウンを経験しました。本を自由に使えたし、幸いにも(他の学生と一緒に住んでいるので)仲間もいました。私はとても幸運でした。
現在では、このような状況に最善の方法で対処できるような必要な知識を持っていると思います。学校や文化活動は、生徒の意見をもっと考慮すべきです。
18 11月 2021 at 16:27
記事を書いてくださった方、経験を共有してくださった方、本当にありがとうございました。
私は、COVIDパンデミックの初期段階では、誰もが教え方の不足を責めることはできないと考えています。
学校に怒っても仕方がない。この程度のパンデミックには誰も備えていない。
それどころか、私はここヴェネツィアで初めての強力なロックダウンを経験しました。本を自由に使えたし、幸いにも(他の学生と一緒に住んでいるので)仲間もいました。私はとても幸運でした。
現在では、このような状況に最善の方法で対処できるような必要な知識を持っていると思います。学校や文化活動は、生徒の意見をもっと考慮すべきです。
19 11月 2021 at 18:09
Alessiaさん、ものすごく大事なテーマについて書いてくれて、ありがとうございました。
私の人生の中で、この2年間に例える痛みと失望の経験はないと思います。
大事な人を失ってしまい、やっと頑張っていた日本への奨学金を得たのに、すべてが停止になってしまいました。卒業したとき、一人でうちにいて、一年間を待っていた卒業式も行われていなかった。すごく落ち込んでしまい、大学をやめようかどうか、考えたこともありました。もう勉強する理由が見つからなく、何もしたくない、もう努力する意味がない、とネガティブな考えでいっぱいでした。
私にも批判したい点がたくさんありますが、自分の経験をシェアしようだけと思いました。
皆さん頑張って、あきらめないでください。私たちががやっているものは認められていなくても、価値があるから。
ありがとうございました
19 11月 2021 at 18:09
Alessiaさん、ものすごく大事なテーマについて書いてくれて、ありがとうございました。
私の人生の中で、この2年間に例える痛みと失望の経験はないと思います。
大事な人を失ってしまい、やっと頑張っていた日本への奨学金を得たのに、すべてが停止になってしまいました。卒業したとき、一人でうちにいて、一年間を待っていた卒業式も行われていなかった。すごく落ち込んでしまい、大学をやめようかどうか、考えたこともありました。もう勉強する理由が見つからなく、何もしたくない、もう努力する意味がない、とネガティブな考えでいっぱいでした。
私にも批判したい点がたくさんありますが、自分の経験をシェアしようだけと思いました。
皆さん頑張って、あきらめないでください。私たちががやっているものは認められていなくても、価値があるから。
ありがとうございました