今回は若者の健康問題の一つとして挙げられる「拒食症」について考える。これは近年若い世代の間で問題視されているテーマであり多くの人が関心を持っているのではないか。果たしてどのような原因からなるのか、健康状態への影響を考えていく。
まず、拒食症とダイエットの違いとは?食事制限や適度な運動といった行動は一般的に知られるダイエットである。しかし、ある一線を超えたとき体重増加に対する恐怖心、吐き気などが出てくる。たった100グラム体重が増えただけで太ってしまったと錯覚し、自分の体型を客観視出来なくなるのだ。これが「拒食症」と「ダイエット」の違いである。健康的な食事、運動をおこなっていたはずのダイエットが過剰になることで拒食症になる。
実は、自分の体型を客観視出来なくなることだけではなく、体重が増えることへの恐怖や過剰な運動をやめられないことなども拒食症の原因として見られる。確かに、拒食症にはいくつかの原因があり、人の性格によって違うと言える。一般的には、拒食症になりやすいのは真面目でいい子、不安や不満を溜め込みやすい人だ。また、拒食症の一番普通なきっかけは、家庭内の問題、いじめ、受験の失敗などの環境変化だ。拒食症のせいで、体が痩せ、栄養が足りなくなる。その結果、空腹感を感じなく、食欲がより減退し、食べる量が減るという悪循環に陥るから、心理学者などの専門家の助けを借りずに、拒食症から回復するのは難しい。
それでは、病気の危険に関して少し話しましょう。
私の経験によって、患者の行動は少しずつ奇妙に変わっていく。例えば、患者は常にガムを噛んだり、たばこをすったり、体温が下がったり、震えたり、気温が高い場合でもコートを着たりするなどのような行為ができる。例一と二の理由は特に食欲に関係がある。つまり、ガムを噛むことは「満腹感」という影響を与えて、脳を騙している。また、たばこを吸うことは食欲がないという結果になる。それで患者は食事をしないでだけでなく、ますます悪習も学んでいる。医学研究によって、危険は 精神でも影響を与えている。集中力・判断力の低下、睡眠障害、うつ、自殺などという影響である。拒食症の患者さんは一般の若い女性に比べ、死亡のリスクが約10倍とも言われている。
コロナウィルスで食事を食べられなくなる神経性やせ症が増えてきた。国立成育医療研究センターがコロナ流行下の子供の心の実態調査をした。全国26医療機関が参加した調査で、特に2020年度では神経性やせ症の初診患者数が約1.6倍、新入院患者数が約1.4倍に増えてきたことがただしました。そのあと、コロナウイルスのストレスが影響していると推測される。そして、摂食障害の病床数が不足していることも判明しました。また、その医療機関では子供の食欲や体重の減少に気を配り、理由が深刻になる前に医療機関の受診をすることが必要だ。
最後に、健康的な生活を送るにはどうすればいいかを考察する。拒食症への治療は、周りのサポートが必要不可欠である。ストレスから拒食症になっている場合は、心理的療法などを用いてストレスを軽減する。過度なダイエットによる場合は、認識を変えられるように、本人の姿を受容する事が大切だ。また、正しい食生活を教育していくことも必要だと考える。そして、我々も普段から「痩せている人が綺麗だ」などの体型、姿に対する偏見をなくして、どんな人でも美しいと思えるように意識変革していく必要があると思う。
ソース:
https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_342.html
http://www.ncchd.go.jp/press/2021/211021.html
https://www.asahi.com/edua/article/14431737?p=3
https://www.tawara-clinic.com/disease/eating-disorder/
単語リスト:
拒食症(きょしょくしょう)anorexia
体重(たいじゅう)peso corporeo
恐怖(きょうふ)paura
錯覚(さっかく)illusione ottica
神経(しんけい)nervi
調査(ちょうさ)sondaggio
医療機関(いりょうきかん)strutture mediche
患者(かんじゃ)paziente
心理的療法(しんりてきりょうほう)terapie psicologiche
認識(にんしき)riconoscimento
変革(へんかく)cambia
真面目(まじめ)serieta
不満(ふまん)insoddisfazione
受験(じゅけん)esame
集中力 (しゅうちゅうりょく) capacità di concentrazione
判断力 (はんだんりょく) capacità di giudizio
低下 (ていか) diminuzione
睡眠障害 (すいみんしょうがい) insonnia
うつ depressione
自殺 (じさつ)suicidio
miu.cheshire_7523.Emma wulten. sere.koharu.kyoka
31 10月 2021 at 19:32
とても興味深い記事です。拒食症のことを詳しく述べてくれてありがとうございます。コロナの影響も教えてくれたので良かったです。私の友達が拒食症を持っていましたから、この問題のことよく知っていますが、この記事を読んで「人々が拒食症のことをもう少し知っていたらいいなぁ。この記事があっていいな」とよく考えてしまいました。それに、とても大切なことは、この文章に書いた通「姿に対する偏見をなくして、どんな人でも美しい」のです。その文章がいい対策を表しますが、残念ながらまだ姿に対する偏見がたくさんあります。
1 11月 2021 at 18:10
とても興味深い記事を書いてくれてありがとうございます!
私は高校生の時摂食障害で悩み、立ち直るのに何年もかかりました。なので、このテーマに対してとても強い関心を持っています。
摂食障害は経験したことない人から理解されるのが結構難しいと思います。ただの「食べたくない、太りたくない」ではなく、「食べるのが恐怖、太るのが恐怖」になってしまいます。そして、その恐怖、自分の体と見た目に対しての強迫観念、完璧さをいつも目指す拘りが摂食障害、特に拒食症で悩んでいる人の人生の中心になってしまい、他のことに集中するのが大変になってしまいます。人間関係も、とても悪い影響を受けてしまいます。
一般的には、「摂食障害で悩んでいる人はガリガリに痩せてる」と思われてしまい、摂食障害で悩んでいてもそんなに痩せていない人たちは特に理解されにくいと思います。
摂食障害は病気なので、専門の心療内科と栄養士のところへ行って、治療を受けるのが重要です。
今後、「痩せているのが綺麗」というイメージがどんどん減り、どの人もどんな体つきであっても素敵である考えが広がり、摂食障害で悩む人が少なくなってくることを願っています!
1 11月 2021 at 18:44
このトピックについて書いてくれてありがとうございます!拒食症は本当に怖い病気ですね。特にコロナの時の状況は本当に面白かったと思います。ロックダウンの時にいろんな酷ことは悪くなって、この問題も悪くなったのは本当に悲しいだと思います。
また、ありがとうございます!
5 11月 2021 at 17:06
拒食症は私にとって非常に重要な問題であり、情報提供が不可欠だと考えているので、この記事で話題にしていただけて嬉しいです。コロナウイルスの時期に患者数が増加したのは事実であり、これは絶対に分析しなければならない現象です。
16 11月 2021 at 17:21
あなたの記事にとても感謝しています。
確かに拒食症は重要な問題であり、残念ながら広く普及している問題です。
常に「こうあるべき」「こうではない」と言われる世界では、自分のことを心地よく感じられないのは普通のことだと思います。
美しいものと醜いものの二極化を排除したキャンペーンを行うようにしなければなりません。
美しいものが美しいのではなく、美しいものは自分が好きなものであり、さらに「他人が好きなものではなく、自分が好きなもの」と付け加えたいと思います。