先週「バーチャル留学2」というプロジェクトが始まった。日本とイタリアからの大学生が協力して、SDGsについての知識を深めたり、積極的に私たちにできることを考えたりすることによってプロジェクトが行われる。

私たちのグループ10は、SGDs目標13に取り組むことになった。「気候変動に具体的な対策を」という目標なので、一緒に気候変動に関する様々な問題を考えることがポイントになる。

そのために、循環的な活動を行うことにした。まず、始点として、グループチャットで毎週、目標13に関係しそうなテーマを取り上げた上で、自由会話の授業時にそのテーマを紹介する。そして次に、クラスメイトと話し合って、出た内容や意見を集め、グループチャットで報告する。最後に終点として、それらから受けた刺激を基に、次週のテーマを考え始める。このようにして、始点と終点が結びつくサイクルを設定することにより、グループとしての活動が循環していくと考えている。

さらに、この活動において重要なことは、日本から参加する人と自由会話に参加する人の両者を巻き込み、ネットワークを相互接続し、特異なインタラクション生み出すことである。つまり、お互いの文化を知ることによって、ある”もの”を見るときに、いつもと同じ考え方(自国文化の考え方)ではなく、異なる文化の違う考え方を把握しようという意志で、その”もの”を見るようになることを狙っている。そのことで、今まで違った角度から議論を行い、面白い形で、良い方向に進展するのではないかと、私たちが思っている。

***一週間目についての感想***

この一週間を振り返ると、たくさんの新しい経験ができたというポジティブな点がある。しかし、グループとして、このプロジェクトに対する不透明感もある。というのも、プロジェクトの行い方やグループとしての目的など、未定なところが多いからである。それでも、このグループの未来は明るい。これから力を合わせて、これからの活動の方向性を明確化させることができれば、確実に最高のプロジェクトになる。

Gruppo 10 (Avventi Nora, Bettini Giovanni, Colucci Gloria, Oliveri Francesca, Saito Eisuke, Yoshida Takumi)

語彙リスト:

積極的 せっきょくてき attivo, propositivo

取り組む  とりくむ affrontare (un problema etc.)

気候変動 きこうへんどう cambiamento climatico

循環的 じゅんかんてき ciclico

循環 じゅんかん ciclo

取り上げる とりあげる introdurre (un argomento etc.)

報告 ほうこく riportare, riferire 

刺激 しげき stimolo

相互接続 そうごせつぞく connessione reciproca

特異 とくい unico, speciale

把握 はあく comprendere

巻き込む まきこむ coinvolgere

意志 いし intenzione

自国文化 じこくぶんか cultura nazionale

狙う ねらう mirare, avere come obiettivo

角度 かくど angolo, punto di vista

議論 ぎろん dibattito, dialogo

方向 ほうこう direzione

進展 しんてん procedere

振り返る ふりかえる guardare in retrospettiva

不透明感 ふとうめいかん senso di incertezza/poca chiarezza

未定 みてい non ancora deciso

方向性 ほうこうせい direzionalità

明確化 めいかくか chiarire

確実に かくじつに certamente