皆様、はじめまして。グループ10「文化ステレオタイプ」の今週の記事の担当者で、ステファニアと申します。今週の選んだテーマは外見に関するステレオタイプと美の基準です。

 「美の基準」を聞くと、何と思いますか。定義を調べたら、美の基準とは、社会に認められた身体に関する美しさの理想のことで、身体的な美しさの最も優れた、最も望ましい特徴を集めています。

 美しい体と言えば、大抵背が高くて細い女性や強くて筋肉質な男性の理想が頭に浮かびますね。確かに、リタッチのためのフォトショップのようなソフトの不断な使いや美容外科の人気の高まりやソーシャルメディアなどがこのイメージの作りに影響を与えたので、現在の社会に魅力的な人は少し冷たいと思われていても、大抵いい性格があって仕事にもっと有能だと思われています。そのため、魅力的な人の方が仕事の面接を受けたり、採用されたり、高い賃金も得たりする可能性が高くなります。逆に、派手やかに染めた髪、入れ墨とピアス、肥満などは外見に基づく職場での普通の差別です。

 それに、体型と言えば、一般的に痩せた人は美しく見られているので、太っていたらすぐ痩せなければならないと考える人数は多いです。「ボディ・シェイミング」という問題もますます悪くなりました。しかし、モーリタニアで魅力的に見られているために太ったことは大事だと知っていますか。この最後の情報を忘れずに、何が美の基準に影響を与えるかと思いました。

 グループの人と話している間、聞いたことがなかった美の基準も今週中見つけました。例えば、エチオピアのムルシ族とスルマ族の中で、下唇をピアスして大きいリッププレートを入れることは伝統の習慣です。それに、タイのカヤン族の中で、女性は首が長いと伝統的に美しく見られているので、首の周りに輪っかをたくさんつけて、長くします。これはいくつかの例だけですが、興味を持ったら、このビデオを見てみてください。

 たぶん、苦しそうで私達の慣れた美の理想と違う習慣を聞いて、驚くかもしれません。しかし、文化的にもっと近いと思われる国も比較すると、違いがいくつかあります。日本で、道を歩いている女性たちは「理想体重理想身長は何と思う?」と質問されて、多数は理想の体重は約40~50kg、理想の身長は約1.50~1.60mだと答えました。一方で、アメリカで理想の身長は約1.60~1.70mで、理想の体重は約55~65kgになるそうです。また、肌の色と言えば、欧米でブロンズ色の肌は人気で、人々はブロンズ色になるために日焼けサロンへ行ったりする一方で、あるアジアの国で淡い顔色を好んで、その外見を達成するために漂白クリームを使用する人もいるそうです。

 美の基準は時代や文化、経済、社会状況などと関係していて、くるくる変わるコンセプトです。最近、ソーシャルメディアの影響も高まって、社会の美の基準を重視する傾向がありますが、どれほど重要なのでしょうか?ある人にとっては非常に重要で、他の人にとってはほとんど重要ではないような気がします。おそらく、「美は見る人の目の中にあり」ということわざを聞いたことがあるでしょう。このことわざを聞くと、本当の美しさはそれぞれの人の見方によって違うので、自分自身の外見が存在する社会の美の基準と違っても、大丈夫だと思います。

 皆様、ここまで読んでくださって、ありがとうございます。美の基準についてどう思いますか?皆様の意見を楽しみにしています!

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