男性とお化粧
今でも化粧は女性っぽくなものと考えられているのは悲しい。男性がメイクアップをすると、女々しいと思われたり、ゲイだと指摘されたりすることがよくある。やはり、これは愚かなステレオタイプで、化粧をしたくても差別を恐れてしないノンケの男性もたくさんいる。
もちろん、本当に変えなければならないことである。化粧は服と同じようにジェンダーレスなので、誰でも着ることができる。しかし、男性が化粧をするようになったで、ブランドが男性向けの化粧品を作ることが一般的になって、「女性用」と「男性用」を分けて考えるようになったことは、解決すべきだんせいである。化粧はすべての人のための物なので、性別によって異なる製品を作ることは意味がない。
幸いなことに、現在のエンターテインメント業界では、このステレオタイプを克服しようとする人たちがたくさんいる。例えば、イタリアのロックバンド「マネスキン」のダミアーノはノンケだが、ステージ上でもプライベートでもメイクをしている。
男性とネイル
男性のメイクと同じように、男性のマニキュアもステレオタイプや偏見で覆われている。マニキュアをする男性は、ヘテロでありながらもゲイとして見られたり、せめられたりされてしまうケースがとても多い。
でも最近、多くの男性の有名人がマニキュアをして様々な場面で登場し始めた。そして、男性のマニキュアをノーマライズするための活動も行われている。例えば、イタリアのラッパーFedezは今年の夏にマニキュアを監修した。今後、男性も女性と同じくマニキュアをすることができる社会になることが願われている。
男性とスカート:ジェンダーレス制服
日本では近年ジェンダーレス制服を採用する学校が徐々に増えている。性思考に合わせられない制服で窮屈な思いをする生徒を減らそうという試みから行われるものである。中学高校と私は女子用のスカートの制服を着ていて、登下校は制服と校則で決まっていた。
しかし、私は通学に自転車を使用していため不便な思いを何度もした。ジェンダーレスの観点以外にも制服の利便性の観点から不愉快な思いをする生徒を減らす意味でもこういった制服の普及が進んでいくことを願う。
日本では高等学校まで生徒は通う学校の制服を着る機会が多く、男性はズボン、女性はスカートと当たり前のように決まっている。私は歳を重ねていく度にそれに対し段々疑問を持ち始めていた。現在、女性はスカートかズボンか選べるようになりジェンダーレス制服を取り入れている学校は増えているが、男性がスカートを選べることはまだ事例が少ない。
社会が好奇の目で見てしまうのだと考える。そういった目で見てしまいそうになる社会から、男女共にどんな服装を着ていても気にしない社会になるにはまだ時間がかかるだろう。
結論:何ができること
イタリアでは学校での私服着用可能だが、特に女子学生は「太ももや肩を見せてはいけない。すると、男子学生がじっとしてしまい、授業で集中力が衰える!」などと、言い訳のせいで制限に縛られている。最近では、モンザ市の高校で、男子生徒がスカートを履いて授業を通って、有害な男性性や女性の身体のセクシュアル化に抗議するデモが行われた。先生や親の反応にもかかわらず、イタリアで流行になって、効果的なデモであった。
日本語 | 英語 |
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指摘する | to point out |
業界 | business world |
克服する | to overcome |
ノンケ | heterosexual |
マニキュア | nail polish |
偏見 | prejudice |
覆われる | to be covered by |
監修する | to become the director/publisher |
近年 | in the last years |
採用する | to employ |
窮屈な | tight |
生徒 | students |
登下校 | going to and from school |
校則 | school rules |
利便性 | comfort |
不愉快な | uncomfortable |
普及 | diffusion |
疑問 | doubt |
事例 | instances |
好奇の | bizarre |
私服着用可能 | allowed to wear casual clothes |
太もも | thighs |
肩 | shoulders |
じっとする | to stare at |
集中力が衰える | to lose concentration |
言い訳 | excuses |
縛られている | to be restricted |
有害な男性性 | toxic masculinity |
女性の身体のセクシュアル化 | sexualisation of women’s bodies |
参考文献:
- https://www.tombow.gr.jp/school/original/genderless/
- https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000217.000003149.html
- https://www.today.it/citta/studenti-gonna-liceo-zucchi-monza.html
- https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20211110b.html
- https://laylacosmetics.it/collections/laylagel-polish-noon-by-fedez
- https://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1802/08/news082.html
- https://jhschool.site/2021/05/02/genderneutral1/
29 11月 2021 at 11:28
このテーマに取り組む人がいることに本当に驚きました。
気づかれないことも多いですが、本当の意味での男女平等を実現するためには、まだまだ努力が必要な社会を象徴していると思います。
女性は多くの分野で差別されていますが、男性も同様です。男性は、社会から押し付けられた「マッチョな男」のモデルを体現することを強いられることが多い。
おっしゃるとおり、洋服や化粧には性別がありません。
服や化粧が、性別や性的指向を定義する力を持つべきではありません。
表現の手段です。
誰もが自分自身を表現する権利を常に持っているべきです。
この権利は誰からも奪われるべきではありません。
おめでとうございます!素晴らしい記事ですね。
29 11月 2021 at 12:23
ポスト、本当にありがとうございます。このテーマにとても興味があります!
実は、女の人を”男性の服”を着ることはもっと”普通”で人に関係ないと思います。でも、私も洋服はジェンダーレスだと思います。自由にどんな服を着て、メイクをすることできたいと思います。
Tiktokで@ragazziniangeloさんは彼の差別を見せます。スカートをはくと道でハラスメントの被害者になります。それはひどくて怖いと思います。
最後に、化粧だけではなく、Skincareにもステレオタイプがありそうです。父はAntiageクリームやmoisturizerを使います。友達はいつも”女の人になりたいか”や”女性より使うね”と言っています。父に関係ないけど、私にとってそれはだめだと思います。
29 11月 2021 at 16:49
本当に興味深いを書いてくれてありがとうございます!
記事に書かれていることすべてに同意します。お化粧や洋服やネイルなどは、その人の性的指向を特定できないものだと思います。誰もが、他の人からの偏見や不快感を恐れずに自由に身につけることができるはずです。私自身、最近は人目を気にせずにマニキュアや黒のアイペンシルをつけられるようになりました。自分らしく生きること、自分を自由に表現することは、とても大切なことだと思います。
29 11月 2021 at 23:59
興味深い記事を書いてくれてありがとうございました!このエピソードは本当に大切だと思います。現在の社会では、「女っぽい」と「男っぽい」というイメージはまだあるので、このような問題は今でもよく現れます。この記事に書いた通り、服とメイクはジェンダーレスなので、女の人も男の人もXジェンダーの人もメイクをするとかスカートを履くことをしたら問題じゃないので、どうしてまだそんな意見があるのはとても悲しいことだと思います。
今まで、ありがとうございました!
29 11月 2021 at 23:59
とても興味深い記事を書いてくれてありがとうございました。
最近スカートをはいている男性はまだ変なことですが、化粧をする男性がだいたい普通なことですね。思い出せが出てきた。3、4年前に私は友人と一緒に化粧店に買い物するために行きました。店の中で男性いました。私は「あっ、珍しいね」と思ったが、友人は全員「見て、見て、男性だね!なぜここにいるの?変ね!」笑えました。その時私が何も言いなかったが、とても失礼なことと思った。残念ながら、私の州ではこのような行動が数多くですが、少しずつ状況が変わっていくと思います。
2 12月 2021 at 17:55
興味深い投稿を書いてくれてありがとうございます。化粧をしている男性や髪の短い女性が本当に問題ですか?2021年になっても、またこのような偏見や固定観念を聞かされるのはうんざりです。スカートをはいた男性が誰かを傷つけることはないと思います。本当に問題なのは、憎しみや差別のメッセージを伝える人々です。私は、私たち一人一人が服や態度で自由に自分を表現する自由と権利を持っていると信じています 。自分自身であることは、最も良いことではないでしょうね~