皆さん、こんにちは。このポストでは、インタビューのように、一緒にプロジェクトについての質問を四つ決め、メンバーが自分の答えを書きました。また、タイトルは「四字熟語」です。本来の四字熟語は「十人十色」ですが、10ではなく5にすることで、より個人的な表現にしました。というのは、私たちのグループは5人だからです。
このプロジェクトの参加前には何を考えていたか?参加した理由は?
ダリア: 私がこのプロジェクトに参加しようと思ったのは、自分に自信がなかったからです。私はとても孤独で、自分の中に閉じこもっていて、心を開くことができませんでした。私はいつも明るくて自信に満ち溢れていると思われていますが、それは仮面に過ぎません。特に、自分が日本語が下手と思ったので、自由に表現できなかったです。だから、刺激的で豊かな体験を求めていました。
ひより: 私がこのプロジェクトに参加しようとしたのはSDGsについてより知りたかったこととコロナ禍で留学が中止されているなかオンラインでイタリアの人達と国際交流できるのはとても貴重なことだと思ったからです。
ルクレツィア: オンライン活動、ブログ、新しい人との出会いなど、このプロジェクトの活動は楽しいみたいと言わざるを得ません。最初は、SDGsのテーマは難しいと思っていたので、少し怖かったです。そのテーマによっては、日本語で話すのはもっと難しいのではないかと思っていました。しかし、このプロジェクトを挑戦と考えることにしました。
れいな: 私は経営学部に所属していて、今年の研究テーマがSDGsに関連する「エシカル消費*」だったのですが、研究開始時点ではそれまでの日常生活に馴染みがない行動だったため、海外の学生の意見や向き合い方を知りたいと思い、参加しました。
*社会問題解決に繋がる消費行動
ヴァレンティナ: 私がこのプロジェクトに参加することを決めた理由はたくさんあります。例えば、、最も重要なことは、再び日本語を話し始め、自分自信を取り戻すことです。コロナウイルスの最中、私はパニック発作に苦しみ始め、日本語を勉強する動機がなくなったので大学を中退することさえ考えました。このプロジェクトに参加するということは、自分自身を列に並べて質問し、他の学生と重要な問題について話し、具体的な解決策を探すことを意味しました。久しぶりに日本語を話さなくてはいけないのが怖かったですが、選ばれてよかったです。
参加前に期待していたことは?
ダリア: 私の希望は、日本語の上達と新しい友人との出会いでした。私の希望が叶ったです!
ひより: SDGsについて話したりブログを書くだけでなく皆と仲良くなりたいなと思っていました。グループの人達と自分たちのSDGsのテーマについて話し合い様々な知識を得ることが出来ました!また、趣味の話をしたり仲良くなれてとても嬉しかったです!
ルクレツィア: 普段はあまり期待していません。まず期待値を低くして、状況を観察することから始めたいと思っています。私の唯一の期待、というよりも願いは、このプロジェクトがうまくいって、人生の中で思い出に残るものになることでした。
れいな: 上記に述べたことはもちろん期待していました。それに加え、世界共通の問題であるSDGsへの認識を海外の学生さんと共有することで、新たなものの見方や知見を身につけることを期待していました。このご時世なので、国外の方と興隆ができるというだけで期待値は大きかったです。参加前には個人的にブログポストも楽しみにしていて、客観的な事実と私たちの主観のバランスを考えながら記事を作成することで、説得感のある発信力の養成が期待できるのではないかと考えていました。
ヴァレンティナ: このプロジェクトに参加することで、思っていた以上のことができました。 SDGsについて多くの新しいことを学んだだけでなく、私のグループや自由会話の学生と友達を見つけました。毎週のミーティングに参加することはいつもとても面白くて、恥ずかしさを少し克服するのに役立ちました。
参加前と参加後では何か変わったことはあるか?
ダリア: 人の意見を聞くのが上手になったと思います。最初は「自分が人に教えられることが多い」と思っていましたが、今では人が「自分に教えてくれることが多い」ことに気づきました。人の意見を聞くのが上手になったと思います。また、今ではSDGsに対する意識がガラリと変わりました。今では、毎日の生活の中で、私の習慣に気を配るようになりました。グループメンバーの熱意と好奇心に支えられて、考えたこともないような問題や解決策を考えることができました。私は今、持続可能な生活のための具体的な解決策を実践しています。
ひより: 普段の自分の行動を見直して、消費や環境に対してより意識するようになったと思います。例えば、ファストファッションの問題点について知ったことで値段が安いからという理由で買わない、着なくなった服を捨てずに使い回すといったことを考えるようになりました。
ルクレツィア: このプロジェクトが始まってから、私はまったく他の人になったと思います。(笑) まず、一緒に協力をした人たちのおかげで、私は大きく変わったと思います。私には、多くの責任を伴う役割がありました。多くの責任を管理する方法を学ぶと同時に、人々と共有する方法も学びました。私は自分に自信がありませんが、このプロジェクトで参加した人々は以前よりも自信が持てるようになりました。最も変化したのは、自分の変化に対する考え方だと思います。最初は、変化とは非常に辛いもので、自分の居心地の良い場所から追い出されるようなものだと考えていました。しかし、私たちは変化するようにできています。私は今でも、変化は難しいものだが、人間として成長するチャンスでもあると考えている。第二に、SDGsについて多くのことを学びました。私はSDGsに対してより注意深い人間になったと思います。まだまだ勉強しなければなりませんが、記事を読んで議論したことは、私の最初の大きな一歩だったと思います。
れいな: 1番自分自身のなかで変わったと思うのは、環境問題への当事者意識です。正直、大きな行動変容があったかといえばそうではなく、ライフスタイルががらっと変わったわけでもありません。しかし、今回のプロジェクトにおいて事例研究を行ったり、様々な観点で情報収集をしたりしたことで、環境問題に関する関心が高まり、ニュースや新聞でSDGsに関連する単語を見ると、知的好奇心が以前よりも刺激されるようになりました。ありきたりな答えにはなってしまいますが、まずは情報を知らなければ関心が湧きにくいということを実感しました。また、アウトプット力も身に付いたのではないかと感じています。ブログというプラットフォームを通じて、自分たちの考えを伝え、ビューワーの人のSDGsへの意識を高めるためには、ブログの構成をどうすれば効果的かを考える機ことができました。情報発信をするにあたり、チームメンバーそれぞれの意見を平等に取り入れながら1つのブログを作る必要があったという点でも、この力が養われたかなと思います。
ヴァレンティナ: プロジェクトに参加する前は、SDGsについてあまり知りませんでした。情報を探したり、Nolbrickブログで他の学生の記事を読んだりすることは、私にとって大きな助けになりました。今では、日常生活でできる持続可能な解決策をたくさん考えることができ、日本語でも話せるようになりました。
楽しかったことは?
ダリア: このプロジェクトへの参加は、多くの時間とエネルギーを必要とする厳しいものです。しかし、私にとってそれは決して「義務」ではなく、常にもっと楽しいものでした。週1回のミーティングは、ストレスや疲れを感じず、むしろ参加するのが楽しみでした。そのたびに、私たちは気づかずに何時間も経っていた。友人と出会い、リアルなつながりができたと思います。 また、自由会話では、素晴らしい人々との出会いがありました。友人と出会い、リアルなつながりができたと思います。私は感謝と感動を覚え、この冒険に参加したすべての仲間に感謝します。
ひより: このプロジェクトで楽しかったことはミーティングの時間です。1週間どうだったか、自由会話の様子を聞いたり、話したりするこの時間が私にとって、楽しみでした!皆で協力してブログのためのイメージを探したり、単語リストを作ったり、この2か月間でとても素晴らしい経験ができたと思います。
ルクレツィア: 楽しかったことがたくさんありました! まず、私のグループとの週次ミーティングです。疲れていても、病気になっても、ミーティングはいつも楽しい時間でした。自由会話の授業も、学生と話すことで新たな視点が得られるので楽しかったです。
れいな: 最も楽しかったことの1つは、週1度のミーティングを通じて知った、日本とイタリアの文化差です。日本ではSDGsという言葉が流行語大賞にノミネートされるなど、今年認知度を大きく向上させた言葉だと思います。しかし、イタリアではそこまで広く知られている言葉ではないようで、少し意外に感じました。また、本プロジェクトとは本筋がずれますが、イタリアでは日常の会話でしばしばことわざや慣用句が使われるそうですが、日本はあまり会話表現として四字熟語を頻繁に用いる人はおそらく少ないと思います。これも私が知って驚いた事実です。こういった文化の違い1つを知るにも、from Japanの学生とイタリアの学生が互いにコミュニケーションを取ってこそ実現するものです。単に文化差を知られたことが楽しかったというよりも、それを認識するまでの過程でのディスカッションも含め、とても楽しかったです。SDGsという共通の問題に対し、現状が異なる日本とイタリアの情勢を踏まえ、わたしたちには何ができるかをたくさん話し合った時間はとても貴重だったと感じています。
ヴァレンティナ: このプロジェクトで一番面白かったのは、自由会話の授業をしたり、毎週の私のグループとのミーティングに参加したりすることでした。
ここまで読んでいただいてありがとうございます!代表者として、最後に言いたいのは、グループ9のメンバーには本当に感謝しているということです。大切なことと遊びを両立させることができたこと、思い出に残ることができたこと、そして個人的にも、皆さんのおかげでより良い人になれたことに感謝しています。本当に誇りとしています。
単語リスト
孤独 | こどく | loneliness |
満ち溢れている | みちあふれる | to flood |
刺戟的 | しげきてき | stimulating |
挑戦 | ちょうせん | challenge |
所属 | しょぞく | belonging to |
馴染み | なじみ | familiarity |
繋がる | つながる | to be connected to |
発作 | ほっさ | attack |
中退 | ちゅうたい | leaving school |
期待 | きたい | expectation |
叶う | かなう | to come true |
知見 | ちけん | experience |
興隆 | こうりゅう | rise |
発信力 | はっしんりょく | communicativity |
克服 | こくふく | overcoming |
熱意 | ねつい | enthusiasm |
好奇心 | こうきしん | curiosity |
具体的 | ぐたいてき | concrete |
居心地 | いごこち | comfort |
行動変容 | こうどうへんよう | behavior modification |
事例研究 | じれいけんきゅう | case studies |
情報収集 | じょうほうしゅうしゅう | information gathering |
知的好奇心 | ちてきこうきしん | intellectual curiosity |
構成 | こうせい | composition |
情報発信 | じょうほうはっしん | information transmission |
冒険 | ぼうけん | adventure |
視点 | してん | point of view |
認知度 | にんちど | degree of recognition |
本筋 | ほんすじ | main thread |
慣用句 | かんようく | idiom |
頻繁 | ひんぱん | frequent |
共通 | きょうつう | common |
29 11月 2021 at 16:39
素晴らしいポストだと思います!皆の絆が深く感じます!あなた達が友達になって本当に私が嬉しくなっています。この二ヶ月間忘れないで頑張ってください!
29 11月 2021 at 17:53
本当に面白い記事を書いてくれてありがとうございます!
あなたの記事の構成がとても気に入りました。私もブログや自由会話の授業を通して、責任感や自信を持てるようになったので、皆さんの意見には同感する部分が多いです。特に、他のグループのブログ記事を読むのが楽しかったです。コメントは、経験を共有するための非常に効果的なスペースになっていたと思います。他の学生達と同じような経験をしていることに気づくことがよくありました。このプロジェクトに参加した多くの人たちは、とても優しく、他の人を尊重できる人たちだと自負しています。
29 11月 2021 at 21:12
二ヶ月はお疲れ様でした!インタビューの形でポストを書くのはいいアイデアですね!!
皆さんがこのプロジェクトを楽しんでくれて、嬉しいです!
29 11月 2021 at 22:02
タイトル、記事は美しい!!ありがとうございます。本当に皆さんの「色」、の「個人」を伝えてくれました。私はインタビューの一番好きな部分は「楽しかったことは?」ということでした。なぜなら、異なる興味があっても、素晴らしい協力を出して、一緒にプロジェクトを楽しみました。「五人五色」ですが、一緒にきれいなパレットになりました。さまざまな記事を共有してくれて、ありがとうございました。よろしくね。
30 11月 2021 at 22:54
Ciao Rosaria!
Lucreziaは四字熟語が大好きなので、この経験のために皆んなで新しい四字熟語を発見しました。それも、とても楽しかったです!
「「五人五色」ですが、一緒にきれいなパレットになりました」と書いてくれた…すごい、Rosaria!泣いてしまうよ!!そうですね。今まで素晴らしいパレットができましたが、今から新しい色を発見や見つけることを楽しみにしています。
29 11月 2021 at 23:29
グループ9の皆さん、このポストを書いてくれてありがとうございました!皆さんの意見を読むことはとても面白かったと思います。私も皆さんの意見と賛成します。私にとっても、とても面白くて役に立てる経験だったと思います。これからはもっとこの地球の問題について考えて、自分の日常生活を変えようと思います。
今まで、ありがとうございました!
30 11月 2021 at 0:01
この記事は非常に面白くて、このグループの皆さんは楽しい時間を過ごしたと思いますね。
皆さんが書いた話の気持ちがよく分かりました。私も自分のグループと一緒に素晴らしい経験が出来たので、このプロジェクトは本当に大切な経験になりました。大好きな言語でSDGsの勉強とリサーチをしたり、経験をシェアしたりするのは最初は難しく見えるが、その後嬉しくて、積極的な気持ちにさせてくれる体験だと思います。
30 11月 2021 at 22:46
ルクレツィアと他のグループ9のメンバーと一緒に仕事ができたことは、私にとって光栄なことでした。この経験から多くのことを学びましたし、このような素晴らしい人たちに出会えたことを嬉しいですよ!皆さんの視点を読むと感動します。いつもありがとうございました!
PS・一緒にこのタイトルを決めるのは、最高!!
4 12月 2021 at 10:26
グループ9の皆さん、お疲れ様でした。ポストを読んで、感動しました。一番きっと心に残るのを自分のためでも、リストアップしました
>「自分に教えてくれることが多い」ことに気づきました。
> 最も変化したのは、自分の変化に対する考え方だと思います
何かをやっていると、その中で何が起きているかについて振り返る重要性がよく分かりました。そのために考える「時間&場」が必要だということも分かりました。ありがとうございました 🙂
>情報を知らなければ関心が湧きにくい
>持続可能な解決策をたくさん考える
>イタリアではそこまで広く知られている言葉ではないようで、少し意外に感じました
以上を読んで、なるほどと思いました。まずは感心、そして情報、という順番もあれば、情報から感心へ、関心から情報へなどなどという循環も大切だと確認できました。また、その関心の理由、その関心が自分の中で何を動かして「感心」となったのかを理解するのも面白いですね。
> リアルなつながりができた
> 楽しかったことはミーティングの時間
「バーチャル」中で、「リアル」ができて、嬉しいことです。前からVirtual Realityにすごく抵抗があります。人が自分で満足してないので、別人になって、バーチャル世界で活動することによって、現実から離れていく過程の恐れがその理由です。この現実から逃げ出すのは楽しいかもしれませんが、自分に合わないです。と言って、このバーチャル留学は、元佶から逃げ出すのではなく、自分が自分のままで入れられる場所となったと読んで、非常に感動しました。プロジェクトでは物資的な旅行できなかったが、現実的な体験できたのは素晴らしいと思います。
>イタリアでは日常の会話でしばしばことわざや慣用句が使われるそうですが、日本はあまり会話表現として四字熟語を頻繁に用いる人はおそらく少ないと思います。
これもなるほどでした!一般的でいうと、ことわざと四字熟語の使用が年齢と関係があると勝手に思いましたが、そうではないと初めて分かりました!ありがとうございました 🙂