質の高い教育は人間の生活がよくなって、持続可能な開発が出来るようになるために大切だ。学校への入学者数は増加しているが、世界では女の子は男の子と比べると教育を受けられる機会が少ない。
女子に中等教育を与えることで、世界を変えることができると言った女性はマララ・ユスフザイだ。

パキスタン北部のミンゴラで1997年に生まれたマララさんは2009年、「グールマカイ」という匿名でブログにタリバンの支配下にあった地元の町での生活について書き始めた。マララさんはタリバンが権力を握った後の女性教育の弾圧、学校への攻撃について語り、パキスタンの子供と大人の本当の状況を全世界に知らせた。2012年、バスに乗っており、友人と下校途中のマララさんはタリバンに銃撃され、一緒にいた2人の女子生徒と負傷した。その事件で幾つかの国の政府や民間団体、市民などから非難の声が上がった。パキスタンでは200万人以上の人が、教育の権利を要望するために嘆願書に署名したことで、初めてパキスタンの国会は無償で義務教育を受ける権利についての法律案を可決した。
マララさんはイギリスで入院し回復してから、2013年父と共同で女性教育及び経済の状況についての認識を高め、世界各地の女性のためによりよい未来を築くことを目標として「マララ基金」というNPOを成立した。 2020年オックスフォード大学を卒業したマララさんは、女性の人権や市民権を促進して努力し続けている。
2013年7月12日に、マララ・ユスフザイさんは国際連合本部で演説をした。この大切な演説の中で、マララさんは自分の殺人未遂について話したり、許しについて話したりした。しかし一番大切なのは、教育の権利について話したことだ。パキスタン・ターリバン運動によって彼女の命が狙われた理由は、その運動は教育を怖がっている、と彼女が言ったことだ。過激論者は教育を怖がり、教育を禁止したがる。マララさんによると、教育は一番大事なことだ。教育がないと、戦争やテロリズムや猛烈さは止められない。マララさんによると、特に必要なのは、最も苦しんでいる女の人の教育だ。
この力強い演説で、「みんなで一緒に平和と教育のために協力してください。」と、マララさんは国際のリーダーにお願いをした。
世界中で人々を感動させた演説で、マララさんは2014年にノーベル平和賞を受賞した。史上最年少記録だ。
「質の高い教育を皆に」SDGs4グループ3(カンタ・ドナテッラ ジロット・シルヴィア ピンナ・アレッシア 伊藤歩海 小川日向子 安岡里都)
ソース:
- https://sdgs.edutown.jp/info/goals/goals-4.html
- https://malala.org/malalas-story
- https://www.unic.or.jp/activities/celebrities/peace_messengers/malala/
- https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/malala-yousafzai-interview
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%B6%E3%82%A4
単語リスト
持続可能な | じぞくかのう(な) | sustainable |
開発 | かいはつ | development |
入学者数 | にゅうがくしゃすう | number of new student |
増加 | ぞうか | increase |
機会 | きかい | chance, opportunity |
中等教育 | ちゅうとうきょういく | secondary education |
北部 | ほくぶ | Northern part |
匿名 | とくめい | Anonymously |
支配下 | しはいか | Under control (of territory etc) |
地元 | じもと | Hometown |
権力 | けんりょく | (Political) power |
握った | にぎる | To seize (power) |
弾圧 | だんあつ | Oppression |
攻撃 | こうげき | Assault, attack |
下校 | げこう | Coming back from school |
銃撃 | じゅうげき | Shoot down |
負傷 | ふしょう | Injury |
事件 | じけん | Incident |
幾つか | いくつか | Some |
政府 | せいふ | Government |
民間団体 | みんかんだんたい | NGO (Nongovernment organization) |
市民 | しみん | Citizen |
非難 | ひなん | Criticism |
要望 | ようぼう | Request, demand for |
嘆願書 | たんがんしょ | Written petition |
署名 | しょめい | Signature |
無償 | むしょう | Without compensation |
義務教育 | ぎむきょういく | Compulsory education |
可決 | かけつ | Approval |
入院 | にゅういん | Hospitalization |
回復 | かいふく | Rehabilitation |
共同 | きょうどう | Collaboration |
認識 | にんしき | Awareness |
基金 | ききん | Foundation |
人権 | じんけん | Human rights |
促進 | そくしん | Promotion |
努力 | どりょく | Effort |
国際連合本部 | こくさいれんごうほんぶ | United Nations Headquarters |
演説 | えんぜつ | Speech |
殺人未遂 | さつじんみすい | Attempted murder |
許し | ゆるし | Forgiveness |
権利 | けんり | Right |
パキスタン・ターリバン運動 | パキスタン・ターリバンうんどう | Taliban movement in Pakistan |
狙う | ねらう | To aim at (with a weapon, etc)/to be after (someone or something) |
怖がる | こわがる | To be afraid of |
過激論者 | かげきろんしゃ | Estremists |
禁止 | きんし | Prohibit |
戦争 | せんそう | War |
猛烈さ | もうれつさ | Violence |
力強い | ちからづよい | Powerful |
感動 | かんどう | Being deeply moved emotionally |
ノーベル平和賞 | ノーベルへいわしょう | Nobel Peace Price |
受賞 | じゅしょう | Win a price |
史上最年少記録 | しじょうさいねんしょうきろく | Youngest ever record |
11 10月 2021 at 14:56
興味をそそられるブログでした。
教育はもちろん、大事なことだとよきわかりますが、このブログのおかげでもっと深く考えました。
平和と教育は本当につながっていてどちらかがなくなると他のもなくなってしまうでしょう。日常生活にこのようなことに考えず勉強したり、本や雑誌を読んだりしますが、出来る理由は皆さん教育をもらえる機会があったわけです。教育の本当の大切さを忘れる人もたくさんいます。
また、マララ・ユスフザイさんの話をもう聞いたことがありますが、教育の権利のことに全く賛成です。性別や生まれた場所によって、権利をかわるべきではないことです。
従って、前の言ったことに戻って、この権利がなくなると、無論平和も無理になってしまいますね。
11 10月 2021 at 16:37
本当に面白い記事でした。私はこんなことについて何も知らなかったから、今ちょっと勉強になりました。やっぱり平和の元は教育ですね。マララさんの研究から具体的に何かが出てきましたか?
11 10月 2021 at 17:54
この興味深い記事を書いてくれたシルビアさんとグルぷの皆さんに感謝します。マララさんを聞いたのは久しぶりで、私が中学生の時に名前になったので、もう少し年上だと思い込んでいました。あんなに若い女の子が闘志を燃やしているのはすごいですね。
12 10月 2021 at 12:11
この記事は本当に面白かったです。私はこのトピックについて少しだけ知りましたので、記事のおかげでもっと学んだ。教育をされている人がいれば、戦争とか紛争とか防ぐできることです。だから、全員は教育のことを機会しなければなりません。それは人々の大事の権利だと思います。この問題のために抵抗するのが、マララさんはとても勇敢だと思います。
13 10月 2021 at 16:34
マララは確かに、現代の歴史において非常に重要な人物です。私はいつも彼女のストーリーに感銘を受け、彼女が伝えたいメッセージをしっかりと信じています。教育は、無知と戦い、女性が社会的に解放されるための最良の方法だと思います。教育を受けるということは、給料が高い仕事に就けるということであり、経済的な自立は、社会的な自立にもつながる基本的なことなのではないだろうか。
15 10月 2021 at 17:18
教育を受ける権利は、間違いなく最も重要な人権のひとつです。私たちはしばしばそれを当然のことと思っていますが、この記事で書いた通りに、多くの人が適当な教育を受けられなから、決してそうではありません。
特に中近東の国々では、政府があらゆる方法で女性の声や権利を抑圧するので、状況は非常に厳しいです。
だから、マララさんのような女性の言葉は、それらの国で起きている悪いことを告発するため、重要です。
15 10月 2021 at 22:56
とても興味深いと思いました。
今私たちは当たり前のように学校へ行き、教育を受けることが出来ていますが、それがまだ当たり前でない、勉強したくても出来ない地域があることに改めて気付かされました。次回のブログも楽しみです。
16 10月 2021 at 18:18
シルヴィアさん、とても面白い記事だと思います!私もマララさんのように、教育は重要なことであり、ないと戦争やテロリズムや猛烈さが止められないと思います。教育を受けないと、自分のはっきりした意見も持つことが難しくなると思います。なので、タリバンのような過激派組織は特に女性に反対しているのだと思います。この記事を書いてくれて、ありがとうございます!
26 11月 2021 at 13:56
興味深い記事をありがとうございます。
私も、マララさんの演説についての記事を読んだりニュースを見たりしたことがあります。それまでは、学校に行けて、教育が受けられることが当たり前で当然のことだと思っていた私にとって、世界中に何万人もの教育を受けられない子どもたちがいるという事実は衝撃的でした。マララさんのような人がいるおかげで、世界中の多くの人々が、教育について考えることができたと思います。