こんにちは。日本から参加しているはるみと申します。

2か月のヴァーチャル留学がもう終わってしまうのは信じられなくて、寂しい気持ちです。プロジェクト終了に当たり、感想を少し書かせていただきます。

こんなにたくさんのイタリアに住む学生に、しかも日本に興味を持つ学生に出会う機会は今までありませんでした。オンラインだけで長期間交流を続けたのも初めてでしたが。はじめは遠隔でどれくらい仲良くなれるのか少し不安でしたが、遠隔でも想像以上に話すことが楽しく、仲良くなれました。海外に行くことが難しいなか、本当に嬉しい経験でした。毎週同じメンバーで、二カ月間交流を続けたことにより、だんだん打ち解けることができました。さらに、このプロジェクトでは話し合うべきテーマがあり、そしてチャットや自由会話の授業など活動内容が決まっていて参加の義務がありました。ただ会話して仲良くなることが目的なのではなく、こうした条件があったおかげで、より交流が深まったと思います。

また、社会的に重要な様々なテーマについて考えることができたこともとてもよかったです。各グループのテーマはどれも社会的に重要な話題でした。知らなかった言葉や世の中の事情をたくさん知ることができました。特にブログ記事を読んでコメントを考えるとき、そして自由会話で違うグループからの人と会話をしたときには、そうした社会課題について自分なりに考えることができました。今まで自分事として考えず、注意を払っていなかった様々な課題を身近なものとして考えられました。

同じ日本語会話のグループで二カ月間活動してきたメンバーたちには特に感謝を伝えたいです。プロジェクトについてわからないことがあったとき、忙しくて活動にあまり積極的に参加できていない時、責任者を始めメンバー皆は優しく助けてくれました。また、私がこのプロジェクトに参加した理由の一つに、イタリア語を学ぶ機会があるのではないかという淡い期待がありました。そのことをグループで話すと、プロジェクトの決まった活動の時間外に、皆でイタリア語で会話の時間を設けてくれました。望みが叶ったことに加え、メンバー皆のやさしさがすごく嬉しかったです。テーマについてのお話も、友達としての日常の会話もとても楽しかったです。本当にありがとうございました!