皆さんこんにちは!残念ながらこれはこのチャンネルの最後のポストになります。したがって少し気分変化として日本語学習方法でなく、日本語を勉強しながら使える道具について書いてみたかったので、少し電子辞書について調べてみました。

まず、皆さんは電子辞書を使ったことがあるのでしょうか。電子辞書というのは「本体にメモリーを搭載し、電子化された辞書データをその内蔵メモリ格納した専用機」のことです。様々な辞書は何冊などを同時に、そしてただ一機に持ち運ぶことをできるので、今でもものすごく役に立てる道具も言えますが、「一体どうやってこの機会がここまで進化できたのか」と思ったことがあるのでしょうか。

実は、電子辞書の誕生は考えるほども古くて、今は生産されている電子辞書とは大きく異なっていました。国産第一号機(IQ-3000)は1979年に、シャープによって開発されました。収録語数は英和が2800語,和英が5000語で,受験用単語集に毛が生えた程度の語数です。画面は16桁×1行の液晶ドットマトリックス表示で,日本語訳はカタカナで表示されました。漢字仮名交じり表示ができ,収録語数も40000語を超える現代の電子辞書と比べると、ごくおもちゃのようなものに見えますが、あの頃にはこういう技術は先進的なことだったとも言えます。ちなみに、こういう機会が「電子辞書」ではなく「電訳機」と呼ばれていたのようです。

二世代の電子辞書は高校生用の紙の辞書とほぼ同等の語数を収録し、漢字仮名まじりで訳語を表現するようになりました。1987年の春にサンヨーから40000円前後で発売された「電字林」もその一つです。電字林は,ほぼ高校初級用の英和辞典なみの約PD-1(電字林)写真35000語を収録し,訳語が漢字仮名まじりで表示されるという,当時としては大変画期的なものでした。これなら十分通常の英文読解に対応できてようやく電子辞書が実用的になってきました。

その四年後、いよいよ最初のフールコンテンツ、すなわち「冊子体の辞書を丸ごと収録できる」第三世代の電子辞書が開発されました。この三世代の有名な辞書はセイコー電子工業(現セイコーインスツルメンツ)のTR-700でしょう。研究社の新英和・和英中辞典とRogetの類語辞典の本文をまるごと収録した。

2000年代に近ずくと、電子辞書は皆さんが知っている形を取り始めました。この四世代の辞書は高価、重く、それに大きいけれども、冊子体の辞書の内容を丸ごと収録できるフルコンテンツタイプと同時にもっと安くて持ちやすいタイプも販売され始めました。それは「単語翻訳機タイプ」のことです。これはフルコンテンツタイプとは違い小型で安く、それに機能的にも大差がなかったため、ものすごく人気になって電子辞書の存在価値も変わったと言えるでしょう。

最後に現在に近ずくと、電子辞書は多数機能がある機械になって、辞書や雑誌だけでなく、動画なども載せることができます。

私の大学生活には非常に役に立ちましたが、皆さんはどう思いますか?電子辞書を使ったことがありますか?

どうかコメントに教えてください。

参考文系

https://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0411/15/news013.html

https://mobile.jbmia.or.jp/calculator_dic/history.htm

https://sekky.tripod.com/edichist.html

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/742914.html