皆様、グループ10「文化ステレオタイプ」のメンバーは今週の記事を3人で書くことにして、担当者はミケーラとカミッラとステファニアです。選んだテーマはスポーツに対するステレオタイプです。

スポーツの世界では、男女の力の違いや、様々なカテゴリーのスポーツで一定の基準を満たさなければならないなど、固定観念的な信念が多くて、そのために人や能力を差別するような偏見や考え方が根強く残っています。

オリンピックについて:スポーツの歴史

まず、一番大きなスポーツ大会の歴史を見てみましょう

オリンピックは古代ギリシアで初めて開催されました。その大会では、男の人だけ参加者で観衆でした。女性は選手としても観客としても許可されませんでした。

実は、別の大会もありました。「Heraean Games」とは、オリンピックのスタジアムで行われて、女の人が出ていた大会でした。

そのあと、キリスト教の影響でオリンピックが禁止されました。

近代のオリンピックは1896年に初めて開かれました。しかし、その時は女性は参加できませんでした。女性たちはパリの1900年のオリンピックから参加できるようになりましたが、人数が少なかったです。それに、テニス、セーリング、ゴルフと馬術の競技だけに参加できました。
2012年から、女性はどんなスポーツもできるようになりました。こんなに遠く来られましたが、まだたくさんのステレオタイプと不平等なところが残っています。

例えば、女の選手は怒りっぽくて、機徴で、気まぐれな存在と思われているから、コーチになる可能性が非常に低いです。それ以上に、女の選手は給料が男の選手よりずいぶん低いです。

スポーツにおける「例外」:トランスジェンダーのアスリート、妊娠の選手、民族に関する差別

ジェンダー差別の中でも、トランスジェンダーのアスリートが国内外の様々なスポーツ大会に参加するという問題について、少し触れておく必要があります。最近、トランスジェンダー女性だけの大会を作るべきだという議論が話題になりました。スポーツ規定によると、スポーツ競技に参加したいトランスジェンダーの選手は、ホルモン剤で筋肉量の増減で、選ばれたカテゴリーの体格に合わせて特別に設計されたホルモン治療を処方されます。

その上、このような「生まれつきの身体的有利」を恐れる気持ちは、「過度に強く、速い」と定義された黒人選手の競技参加にも表れていました。まさに、生まれつきの身体的有利を持つことは差別の言い訳にはならなくて、別の競技を作ることは、トランスジェンダーの選手を「ゲットー化」することと同じです。それに、本当の女性として認められないために差別されるだけでなく、身体的能力を恐れられて競技から排除されるのではないでしょうか。

また、妊娠に直面している女性選手の状況も重要です。この点について、ナイキは妊娠中の選手のために特別に作られたスポーツウェアのラインを作りました。これは、女性選手をスポンサーし、トレーニングの適切な報酬を得るための重要なステップです。

その一方で、様々な芸術的スポーツにおいて、人種差別が行われているという話も今だによく聞きます。最近では、黒人ダンサーのクロエ・ロペス・ゴメスが、「白鳥の湖」のオデット役を演じることを拒否しました。その理由は、「白い白鳥」という理想を反映させるために、「whitefacing」(化粧で肌を白くする古代の習慣)をしなければならないことでした。このニュースは、私達に考えさせてくれます。これだけ進歩した今でも、このような後進的な考え方や狭量さが残っているのはなぜでしょうか。

スポーツと精神衛生の関係

世界中で、スポーツは興行の観点からも健康の観点からも重要な位置を占めています。スポーツは体の健康維持に役立つだけでなく、精神的にもいいです。ストレスを発散するためにいいし、自分自信を伸ばすこともできると知られています。それだけでなく、研究によると、スポーツでうつ病を抗うつ薬と同じくらい効果的に治療できたり、不安症にもいい効果があったり、ADHDやPTSDの症状さえ軽減もできたりします。その理由は、運動でエンドルフィンが分泌されるし、緊張がほぐれるし、活力が高まることです。また、体の感覚に集中でマインドフルネスの練習になります。

一方で、スポーツ心理学の重要性はますます高まっていますが、選手はいつも心身に健康であるという固定観念のため、精神衛生不調を持つ選手には、いまだにスティグマがあります。また、スポーツの中での精神衛生不調は本当の現在の問題になってきました。

さて、選手でありながら、ストレスや不安症に対処するのはどうすればいいのでしょうか。 一般的に、燃え尽き症候群を防ぐために練習の合間に十分な休息をとったり、勝っても負けても自分の進歩を認めたり、現実的な目標を立てたりしたら、いいです。

大事な試合や競争の前に不安になるのは当たり前でしょうね。そのため、このような感情を正常化したら良いでしょう。もちろん結果は重要ですが、それは自分の価値と一致しないことを覚えておくのはいいです。すると、間違いがもっと怖くなくなるでしょう。それに、競争の後、悪かった点だけに目を向ける代わりに、競技から何を学べるかを自問してみる方がいいです。結果がもう決められたので、変えられないことよりコントロールできることに集中したら、いいです。しかし、頑張ったことを忘れないのは一番大事なことですね。

皆様、以上の内容を読んでくださって、ありがとうございます。スポーツに関するステレオタイプについてどう思いますか?皆様の意見を楽しみにしています!

Header image was found on freepik‘s site.

(コメントを書いてくれてありがとうございますが、私はだけではなく、ステファニアさんとミケーラさんもこの記事を一緒に書きました!)