皆さん、こんにちは。グループ14海洋資源のアマンダとレベッカです。今週の課題は北極と南極です。

今度は北極や南極に眠る天然資源について詳しく解説します。
初めに南極に眠る資源を考えてみましょう。
南極に関しては1959年に南極条約と呼ばれる国際的な取り決めが調印されました。そのため、少なくとも2048年まで資源を巡って争いが起こる可能性が低いそうです。それに南極の氷床の下に多くの資源が眠っていることは確かです。

しかし、北極に関しては南極条約のような国際的な取り決めは存在しません。南極は「陸」で、北極は「海」です。ですから、海洋法だけ適用されます。この時代には地球温暖化のせいで氷(永久凍土)は溶けていますが、こうしている間にも資源開発に進んでいます。
北極には膨大な量の天然資源があると言われています。

北極圏の埋蔵量は、世界の天然資源の22〜25%です。 各国がそれぞれの利益を拡大することを目指しているのも不思議ではありません。天然資源には、石油や天然ガスなどの鉱物資源の2種類があります。エネルギー革命が必要な現在でも、石油や天然ガスは不可欠です。

歴史を振り返ると、天然資源による戦争がたくさんありました。 何度間違えても、「資源を共有する」という合意に達することはめったにありません。北極圏の膨大な天然資源を考えると、将来の国際紛争の可能性を排除することはできません。他の国よりも早く開発を始め、自分たちの利益を独占したいのは当然です。 2019年から、具体的な紛争は発生していませんが、サミットで北極圏の資源アジェンダが提起されるたびに、国際的な緊張が高まります。北極圏の資源開発が進むにつれ、環境問題が懸念されています。

それぞれの国が独自の要望に応じて動作している場合、後世に北極の素晴らしい自然を残しすることはできません。 今日、北極圏で眠っている膨大な資源が再び注目を集めており、悪意のある開発による環境破壊や資源紛争を阻止するために、何らかの条約を締結する必要があると言えます。