皆さん、こんにちは! 私は働き方というグループ2のエレオノーラです。今日は、日本とイタリアの労働市場における女性雇用についてお話ししたいと思います。

 残念ながら、今日でもイタリアと日本の両方で、働く女性は男性と同じ条件と機会を持っていません。 どちらの国でも、女性の就業率は男性よりも低くなっています。 さらに、女性の大多数は非正規雇用者です。非正規雇用は、「正規雇用」以外の有期雇用をいいます。この種の雇用契約にはさまざまなデメリットがあります。 まず第一に、給与が通常の仕事よりも低くなり、退職金や賞与の支給がありません。さらに、終身雇用ではなくて、不安定の仕事です。最後に、キャリア形成の仕組みが整備されていません。

 これらの特徴は、女性の雇用状況を悪化させるだけです。 実際、非正規雇用は男女間賃金格差に関連しています。 もちろん同一労働同一賃金という法律がありますが、実際には日本とイタリアでは、女性の賃金は同じ仕事で男性の賃金よりも4分の1低くなっています。

 また、非正規雇用のせいで女性がキャリアを積むことができないことは、女性管理職の数がすでに少ないことをかなり悪化させます。イタリアでは女性管理職は25%未満であり、日本では8%に達することはほとんどありません。その数は印象的ですね。男性が支配する仕事の世界では、女性の賃金が低く、管理職の達成に苦労していることは驚くべきことではありません。

 今週、私とグループの他のメンバーは、これの考えられる原因について考えていました。 それは社会の考え方の問題であるという結論に達しました。 実際、職場での性差別は、今日の社会の強い性差別に由来しています。

 明治時代の日本では、良妻賢母という表現が使われていました。この家族の概念は今日でも存在し、男性の役割は働き、お金を稼ぐことであり、女性の役割は家と子供たちの世話をすることです。女性の雇用が増えた今、女性は自分の仕事と家事と育児の両方で努力しなければなりません。これは、女性は定時で帰宅できる仕事を選ぶか、妊娠した時に自分の仕事をあきらめることにつながります。

 幸いなことに、新しい世代の考え方は異なります。 若い女性は自分のキャリアを追求したいと思っており、子供の世話をするためだけに仕事を辞めたがっていません。 さらに、若い男性は女性の自由と権利を認識しているから、家事と育児を平等に共有する用意があります。

 それでは、皆さん、それについてどう思いますか? 何か経験はありますか? 家族の中での男性と女性の役割は何だと思いますか?

出典: ISTAT(イタリアのデータ)と厚生労働労働省(日本のデータ)