はじめまして、グループ10「文化ステレオタイプ」の今週記事の担当者で、ミケーラと申します。今週話したトピックは食べ物のステレオタイプです。日本料理などのステレオタイプについて考えてみました。

国々はそれぞれ伝統的で唯一の料理がありますよね。海外に行かなくても、最近はたくさんの新しい外国の料理のお店が開店したので、様々な国の料理が満喫できるようになりました。自分の考えでは、最近開店したお店もステレオタイプの原因の一つです。

例えば、和食のお店がたくさんできましたが、このレストランの大半はメニューには寿司しかありません。その理由で、「日本人はみんな毎日寿司を食べている人だ」という考えが広がったかもしれません。それに、映画の影響もありますね。しかし、魚が好みじゃない日本人もいますし、日本では焼き鳥やかつ丼などのような食べ物、肉料理もよく食べられています。そういえば、ネットで面白いランキングを見つけました。ランキングのサイトによると、一番好きな日本料理はやはり寿司ですが、日本人は肉料理も好きで、寿司の他に焼き肉が一番好きです。そして、寿司は最も人気がある和食だとしても、家庭料理ではありませんし、毎日食べる料理ではありません。

日本人の中でも日本料理のステレオタイプがあります。それに関する興味深い記事が見つかりました。この記事によると、食品には、その食品がもっている「イメージ」があります。そのため、食品のイメージが、それを食べる人にも連動してくるステレオタイプがあります。その典型が、性に関係するジェンダー・ステレオタイプとよばれるものです。”

日本でも2009年に、同様の調査が行われていました。それによると、女性的食品として、パスタ、サラダ、果物、ケーキなどが、男性的食品として、牛丼、とんかつ、ステーキ、ラーメンなどが上位にあがっていました。すなわち、食べている「食べもの」でその人の「女性らしさ、男性らしさ」が判断され、もっといえば「人となり」までが判断されてしまうということです。これが、「食は人となり仮説(“you are what you eat” hypothesis)」とよばれるものです。

自由会話のグループと一緒にこの記事の内容を初めて説明した時、皆は驚きました。どうして驚いたかを聞くと、皆は「これは変な考え方だ」と答えました。よく考えれば、日本人とイタリア人の意見はそんなに違っている理由は多いかもしれません。例えば、かわいくて、おしゃれな感じがする喫茶店はイタリアにはあまりなくても、日本にはたくさんあります。イタリアには最も人気があるところはやはりバーですね。しかし、イタリアのバーと日本の喫茶店のイメージは違います。バーはお酒を飲むところですが、喫茶店は紅茶やケーキのような甘いものを食べるところだから、調査によると、もっと女らしいところだと考えられます。日本人の先生の観点から、イタリアに行って、アイスクリームを食べているおじいさんを見たら、すこし驚きます。なぜなら、アイスクリームは甘いもので、つい頭に女の子のイメージに繋げるからです。しかし、イタリア人の観点から、アイスクリームを食べているおじいさんを見るのは普通で、特にリアクションがありません。

おそらく、この日本記事の最も面白いところは国によると、ステレオタイプは大きく違っていることです。だから、日本で行った調査をイタリアでも起こしたら、たぶん結果は違います。

皆さんはどう思いますか。こんなステレオタイプはありましたか。それとも初めて聞いて、考えましたか。皆さんの意見を楽しみにしています!☆