皆さん、バイデン政権のニュースをフォローしたか?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)後の貧困対策として、今から時給15ドルへの最低賃金引き上げるらしいだね。これは貧困対策のなかに非常な話題になってて、このような対策が貧困問題を解決できるかどうか自問した。

確かに、コロナに続いて、イタリアの経済状況も悪化して、絶対的貧困が増加している。だからこそ、現在のイタリアの経済状況を詳細に分析したいくつかの記事を探すことにした。
国連 (UN) から示されたSDGsの一番目の目標は「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」ことだ。このため、ASVIS (Alleanza Italiana per lo Sviluppo Sostenibile – 持続可能な開発のためのイタリアの同盟 )のウェブサイトでニュースを探した。そこで、Oxfamからの興味深い「イタリアの社会経済的不平等に関するデータと考察」ってレポートが見つかった。Oxfamによると、社会経済的不平等を減らすために色々なことが必要で、一番大切なものは「社会保障制度や所得保障制度の近代化」だそうだ。面白いヒントですが、レポートで具体的行動指針が書かれていないから、自由会話でこの目標を達成するためにできることについて話した。

ベーシックインカムとイタリアの市民権所得 (Reddito di cittadinanza) の違いについて話し合った。実際には、政府がすべての国民に対して一定の現金を定期的に支給するベーシックインカムとは異なり、2019年から開始された市民権所得はイタリアにおける、一定の要件の下で低所得者層へ支給される。

ベーシックインカムを支給するとの賛否両論について話し合った。私たちの意見では、いくつかの問題がある。まず、富裕層に対する支給、つまり高所得者と低所得者に同じ金額を支給する。また、ベーシックインカムは財源をどこに求めるのかという点が議論の的となる。そして、すべての国民で同じ金額を支給して、生計費の違いなどの要素は考慮されない。おそらく、最良の選択は社会階級に基づいたベーシックインカムを支給することも累進的に課税して富の再分配することだと思った。 富裕層はより低いインカム、低所得者層はより高いインカムを受け取るであろう。いずれにせよ、財源をどこに求めるかという問題は残るかもしれない。。。

皆さん、ベシックインカムやイタリアの市民権所得についてどう思うか? これらは、良い貧困対策になると思うか?